8日㈮に久しぶりの晴明堂にて手技療法研究会を行いました!
今回は手技療法の準備段階として太極拳的身体操作を行いました。
手技と言っても自分自身の安定が取れていないと無意識の内に身体が緊張してしまい患者さんに触れる手も緊張してしまいます。
この術者の緊張は患者さんの身体にも緊張を与えてしまう為、施術の効果を落としてしまいます。
また手先での施術になってしまうと指先に力が入り易く、それがまた患者さんの緊張を誘発させてしまいます。
指先(指先に限らず接触部)の力が抜けていることが大切になります。
指先(接触部)に力を入れず優しく触れて刺激を与える為には、他の身体の部位を使うことが大切になります。
太極拳の発勁を行うのに、台湾で教わっている太極拳の先生には沒有手(メイヨウショウ)と言われ、股関節や足裏からの力を手に伝えます。
手の力を感じない為、接触面は非常に柔らかく感じるのに力強い圧を感じることが出来ます。
手技療法を行うにも太極拳と同じ身体操作が大切だと感じます。
もし施術をしていて疲れたり、何処かに痛みを感じるようでしたら無理な身体の使い方をしている証拠だと思います。
今回はグランディング、站椿、外三合、沈肩墜肘などを施術に応用する為の練習を行いました。
次回からは実際にそれらのことを取り入れた施術の練習をしていきたいと思います!
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