2018年4月30日月曜日

体操用椅子の選び方

よく「体操に使う椅子はどの様な椅子を選べば良いですか?」と質問を受けますので、私が選ぶ椅子の基準をお伝えしますね。
チェックポイント
①座面
平らで硬めのものを選ぶ
お尻の当たりがソフトになる様にとクッションの効いたものが多く売られていますが、正しく骨盤を立てて座れているかを確認する為に座面は硬めのものを選んで下さい。
また座面の奥が低くなっているものが多いですが、なるべく床と水平なものが理想です。
お尻の形に合わせた凹みのあるような椅子もありますが、体操には不向きなので避けて下さいね。
②高さ
椅子に座った時に膝が直角に曲った状態で太腿が床と平行になる高さのものが理想です。
もし椅子が高い場合には足元に電話帳など高さを調節できるものを置いて下さい。
稀ですが。。
椅子が低い場合には膝を直角でなく足を少し伸ばすなり手前に引くなりして腿が床に水平になるような位置に調節して下さい。
③安定したものを選ぶ
体操中に倒れたりしないような安定したものを選んで下さい。
体操前にグラつかないかチェックして下さいね。
④背もたれ
背もたれは有っても無くても構いませんが、バリエーションとして色々な体操をやりたい場合には背もたれがあると便利です。
体幹が安定すれば座面の軟らかい椅子やバランスボールなど不安定なもので体操することも出来ますが、先ずは上記のような椅子で体操をすることが正しい姿勢や動作を学ぶ上で大切となります。
リンク先の収納スツールはオススメです。

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