2018年7月10日火曜日

武医同術

昨日は太極拳の稽古会でした。

太極拳は患者さんだけでなくセラピストにも是非体験して頂きたいと以前より思っていました。

体力を付けることや壊さない身体の使い方を覚えることでセラピスト自身の身体を護る為に太極拳をオススメしたいと思っておりました。

しかしここ最近では、もっと積極的に施術に活かせるのではないか?と思うようになりました。

先月からセラピスト仲間と太極拳の考えや身体操作を取り入れた手技を研究するようになりました。

太極拳では相手の緊張を見抜いたり反射を利用したりするのですが、これは施術でも当てはまること。

また用意不用力という言葉が太極拳を学ぶ時に、よく台湾の先生から出てくるのですが、これは力を使わず意識で技を掛けるということなのですが、正に施術にも当てはまると感じています。

太極拳ですと掴まれた場所に意識がいくとぶつかっでしまい上手く技が掛からないのですが、そこを意識しないと上手く行く。

きっと意識することで動きがぎこちなくなってしまうから出来ないのですが、自分では気が付きにくいぐらいの小さな変化なのですよね。

これって施術でも言えそう。。
凝りを押そうと思ってしまうことで変な動きになっている可能性があるのです。

すると凝りにぶつかってしまう。。

凝りを意識しないで押すことで緩みやすくなります。

これを最近感じてましたが、先週から整体の勉強会だけでなく太極拳の稽古会に参加するようになったセラピスト仲間から太極拳の考えを取り入れたら既に施術の効果に変化が出てきたとの報告がありました!

やはりそうか!
多分、どのような手技にも取り入れることが出来そう。

もっと研究することで、かなり施術に変化を出せそうです!

ただ教わるよりも自分自身で研究することの方がやりがいもあり、色々なアイデアが湧くものですね〜。

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