最近読み終わった「スタンフォード式疲れない体」
Amazonで見かけた本ですが、こちらの本で取り上げられている腹圧呼吸が気になり購入しました。
晴明堂のホームページに腹部調整について載せていますが、腹圧のコントロールがとても大切だと感じています。
https://www.seimeido.info/施術について/腹部調整について/
毎月恒例の体操教室でも呼吸法をお伝えすることがありますが、より深く学びたいと思い購入してみました。
この本で紹介されているIAP呼吸は息を吸う時も吐く時もお腹を膨らませると言うもの。
このような呼吸法をすることで継続して腹圧を高めておくことが出来ます。
この内容を読んで、これって台湾での太極拳研修で学んだ呼吸法とそっくりで驚きました!
スタンフォード大学はオリンピックで多くのメダルを獲得しており、沢山の優秀なアスリートがいる大学ですが、怪我の予防やパフォーマンスアップの為にIAP呼吸を取り入れているとのこと。
最新の知識や技術を取り入れている大学の呼吸法と昔から伝わる武術の呼吸法がソックリなのは、昔の方は体感から呼吸法を見出していたことに感動しました!
台湾では太極拳の呼吸法を教わりながらも、私が中国語を理解できない為にどのような目的で?具体的なやり方も分からず、撮影させて頂いた動画や理解できた範囲での説明を思い出しながら練習をしていました。
呼吸法の練習を続けていく内に、これまで学んだどの呼吸法よりも丹田を鍛える呼吸法であることに気が付きました。
そして丹田をコントロールすることは腹圧のコントロールでもあると考えていますが、腹圧を高めることの効果について「スタンフォード式疲れない体」に書かれていた内容が私が思っていた効果と一致しており、体感と裏付けが一致するととても嬉しいものですね〜。
やはり間違っていなかった!
昔、整形外科に勤めている頃に今では一般的にも知られるようになったストレートネック。
ストレートネックの方の多くに斜角筋の過緊張が見られることを同僚の理学療法士に話したところ。
「そんなの文献にも載っていない。たまたまのことでしょ。」と言われ、色々と文献を調べても載っていなかったものが。。
それから2〜3年後に整形外科の月刊誌で論文が掲載されストレートネックの斜角筋の関係について自分が思っていたことがやはり正しかったのだ!と確信できたことを思い出します。
話がかなりズレてしまいましたが、太極拳の呼吸法は本に書かれているIAP呼吸のやり方よりも強烈な感じで、数呼吸で身体が温かくなり丹田を強烈に感じることが出来ます。
これにより腹筋の収縮力でなく強靭な腹圧により体幹を支えることができ、リラックスしているのに強固な体幹と体軸が出来ます。
通りで台湾の先生方が毎日熱心に呼吸法を練習するわけだ。
これは健康法としてもとても重要なことだと感じております。
私も継続して練習に励みたいと思います。
実はこの他にも呼吸法についての書籍を購入したのですが、それも太極拳で学んだ気功における呼吸法とそっくりで、また別の効果を狙っていることに気が付かせて頂きました。
その話はまたの機会に!
0 件のコメント:
コメントを投稿