「日本の腰痛 誤診率80%」という本を患者さんにオススメ本に追加しました。
痛みの原因は「痛みのある場所にある」と考えている方が多くいらっしゃいますが、実は痛みのある場所が原因の大元とは限りません。
確かに痛みがある場所に凝りや炎症などがあり、そこに痛みを感じている場合もあります。
では何故そこに凝りや炎症が起こったのでしょうか?
晴明堂に来られる患者さんのお話を聞いたり姿勢や動作を確認させて頂くと、痛みを感じている場所に負担が掛かるようなことをされています。
ただ中々ご自身では気が付くことが難しいので、「突然痛くなった」「特に何もしていないのに勝手に痛くなった」と言われる方が結構いらっしゃいます。
日常生活での習慣化された姿勢や動作は、まさか悪いとは考えていない為に一時的に凝りや炎症が収まり、治ったかと思っても繰り返し痛みを再発することも沢山あります。
実は姿勢や動作だけでなく、不安感や怒りや恐怖心など強いストレスが掛かることで、様々な症状を出すことがあります。
誰でも経験があるでしょうが、多くの人の前で話す時や子供の頃の運動会で走る時、試験の時など。
緊張することで声が震えたり、上手くスタートが切れなかったり、心臓がドキドキしたりと。
心の状態が肉体に影響を与えていることが分かるかと思います。
病気に対して過剰に不安感や恐怖心を持ったり、人間関係で大きなストレスを抱えていたりすることでも痛みが起きたりもします。
当院では何故そこに痛み(炎症やコリ)があるのか?を見つける為に姿勢や動作だけでなく日常生活のことを聞いたりもします。
ちょっとした環境や心境が変わるだけで、中々とれなかった痛みが無くなることもあります。
今回オススメする本は痛みの原因に気付く為にとてもオススメです。
中々改善されない症状に悩まされている方は是非読んでみて下さいね!
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